懇談会「ホームルーム」〜アフタヌーンティーとグループセックス  2008年10月
2008年10月18日(土)の午後に、紅茶を飲み、スイーツをつまみながら、グループセックスについて語り合うという「遊びの学校」の懇談会「ホームルーム」を開催させていただいた。今回は早い時間帯、午後3時からの開催にも関わらず、20名以上の方が参加。まずは、いつもの通り、その場に来てくれたすべての方に感謝したい。


「アフタヌーンティー」をコンセプトに、受講生と講師がフランクにグループセックスを語り合うというものだが、「遊びの学校」らしいこだわりと仕掛けをさせていただいた。

会場は、今回、会議室ではなく、通常はハプニングバーとして営業している隠れ家的なサロンを開店前に使用。同店をシンガポールのラッフルズホテルのティーラウンジに変身させるという大仕掛けをさせていただく。

「電車男」で話題になったベノアの最上級の茶葉を用意。本格的なティーポット、茶さじ、茶漉しも取り揃えた。テーブルの上には、アフタヌーンティー特有の三段重ねのスイーツスタンドをセッティング。それぞれの皿には、下段にサンドイッチ、中段にスコーン、上段にケーキを並べる。どうせ並べるなら、拘りたいところ。

スコーンはベノアの香ばしく、美味なるもの。ジャムやクリーム、はちみつも用意した。 ケーキは、いまや「キルフェボン」より、美味しいと話題の「ハーブス」のものを並べた。同店のミルクレープは絶品だ。スタンドの周りにもチョコレートやフルーツを盛ったスイーツ、ロールケーキ(受講生の差し入れ。関西で話題の堂島ロールだ。感謝!)を配す。 さらに、地元でも入手が難しいという北海道の生キャラメルも並べることができた。実は、同品、“北国のエスパイ”がこの日のため、わざわざ、隠れ家的なサロンに送り届けてくれたものだ。彼女の「遊びの学校」へのエールである。感謝!

紅茶を給仕するのは、メイド服を纏ったセクシーな女性。いわゆるメイド喫茶のお子様みたいな女性ではなく、凛とした美しい大人の女性である。 その彼女が受講生をオーダーを聞き、湯温や蒸し時間に拘り、最高の香りと深みある味を引き出した極上の紅茶を配る。

本来、淫靡な雰囲気の場所を洗練され、静謐な場所へと、模様変えさせていただいた。音楽は雰囲気を盛り立てるように、耳障りにならないボサノバやジャズなどを静かに流す。アストラット・ジルベルトやエリス・レジーナの声が優しく耳を刺激する。そんなロケーションでの懇談会。グループセックスをフランクに語り合うというものだ。

第一部は「遊びの学校」の名誉校長であるミック様を中心に、予め、受講生に提出していただいたアンケートを参考に、質疑応答を開始。ミック様へ具体的に質問が飛び、それに答えていく。やはり、未体験の方には、安全や衛生など、その障壁の解消方法が気になるようだ。まずは基本的なことをフォローしていく。何度となく、繰り返し説明していることだが、体験者の発言を生で聞くことで納得させられる。

1時間ほどの質疑応答の後、10分ほどの休憩を挟み、第二部が始まる。本学校の幹事会の楽園族の直樹様、コミュニティ「ハプバーの楽しみ方とは」の管理人であり、第一回公開講座の講師を務めていただいた金太郎様も加わる。今度は、もう少しつめた形で、質問を振り合う形のクロストークを繰り広げる。受講生から「この世界で知り合いにあったら、どうしますか?」という質問が飛び、それぞれの知り合い遭遇体験を話すが、あまりそういう経験はないようだ。ミック様は「会ってみたいものだ」とまでいう。
直樹様はサークルの参加に関して、やりとりしていた女性が実は、近所に住む方だったという驚愕の事実を披露。また、失敗談なども質問をされ、金太郎様は「ハプニングバーで、相手の嗜好性を読み間違えた」と回答する。

いわゆる講演という形ではなく、座談会形式で語り合うので、飾ることない、直裁な言葉が発せられる。親しみやすい雰囲気の中、グループセックスの達人の素顔を覗けたといえる。

クロストーク後は、受講者を経験者・未経験者・男性・女性をバランスよく配置して、クラス分けをする。それぞれ6、7名で、3組ほどのクラスを作り、ワークショップ形式で、話し合いをしていただく。ほとんど面識がないもの同士が自己を表現しながら、意見を交わす。いわば、コミュニケーションを実践していただく。いうまでもなく、この遊びの基本はコミュニケーションだ。ハプニングバーやパーティの実践の場では、必ずしなければならないことだ。その予行演習をしたといってもいい。小人数だけに、意見もいいやすく、議論も白熱していく。

講師陣も各クラスに呼ばれ、時々、議論に口を挟んだりする。幹事会の3PサークルPXのアツシ様には「サークルのなどの入会の基準は?」という質問が飛ぶ。自らの3Pのサークルでは、「人間性」と答えた。「セックスの達人の前に、常識を持った健全たる社会人であれ」ということを訴えた。直樹様には「誘いたくなる女性の品格とは?」という質問が飛ぶ。「男女に違いなどなく、清潔で誠実な人柄であることが最低条件」と答えた。

白熱のワークショップは30分ほどで、終了したが、それ以前と以後では、受講生達の結束みたいなものが違っているように感じる。「仲間」などという安易な表現だが、少なくとも同じ興味や目的を持ったものだけに、変に恥ずかしがったり、照れたりすることなく、主張できるようになったみたいだ。

6時過ぎに、再び、ミック様から総括とともに、しゃべり過ぎと自嘲しながらも、話すこと、聞くことの大事さが伝えられる。

途中、直樹様から10月24日(金)のハプニングバー見学会、11月15日(土)の妄想歓談・交流会、そして12月6日(土)の公開講座の第四回目が告知される。

さらに、ミック様が交流会のコンセプトは「SEX And The City」であることを発表する。都会に暮らす男と女のセックスやグループセックスをおしゃれな雰囲気の中、自由に奔放に語りあうというもの。おそらく、この日に実践したコミュニケーションというものがその場に大いに生かされるだろう。「遊びの学校」の受講生達は、この世界へのデビューのための準備を始めている。少しずつだが、この学校でやっていることの意義が現実味を帯びてきようとしている。